今年度の3年生の総合的な探究の時間では、昨年度の3年生が行った『こども食堂』の研究を保育や福祉の職業を進路に考える5名で引き継ぎ、地域のこども食堂においてボランティア活動を行いながら、昨年の研究グループが残した課題解決に努めていきたいと考えています。その活動の様子を紹介します。
今回も湯沢市NPO法人「ねこの手もかりたい」(代表:高井俊博さん)が主催するこども食堂にボランティアとして3年生5人で参加してきました。5月のボランティア後、2回目となる参加でした。地域の皆さんをはじめ、今回は他校の生徒の方々も参加していて賑やかな雰囲気でした。前回同様、代表の高井さんを中心に活動が進んでいきました。
昨年の研究グループが残した課題の解決を図るため、訪れたお客様やボランティアスタッフの方々に、アンケートに答えてもらいました。その様子などを紹介します。
お弁当を受け取りに訪れた方々に声をかけ、いくつかの質問に答えていただきました。地域の方々にたくさんの回答をして頂き、多くの視点から意見をいただくことができました。一部を紹介すると、子ども食堂の利用のきっかけは主催者側と知り合いで利用し始めたという人が多いことが分かりました。今回の回答をもとにこども食堂を身近な存在にするための方法を考えていきたいと思います。 アンケートに答えてくださった皆さん、ご協力ありがとうございました。
今回の提供メニューはナポリタンと唐揚げ、トマトとブロッコリーを付け合わせたお弁当でした。私たちは野菜を洗う作業や、調理に使う際のバターを切る作業に参加しました。バターを切る作業ではグラム数が決まっており、慎重さが求められる作業でした。盛り付けでは、、惣菜の個数やパスタのグラム数、パスタの具材なども全て均等になるよう盛り付けました。
■ボランティアの参加人数が多くスムーズに作業が進んだようで、いつもより早くお弁当を用意することができました。ボランティア活動に参加するスタッフが増えることで、より充実した活動ができると思いました。休憩などもしっかり取ることのできる無理のない活動内容のため、気軽に参加することができると思います。家族での利用や、福祉施設等の団体利用も多いため、そういった方たちにも話を聞くことができたのは良い機会になりました。
■参加人数が多かったことから、作業が早く進みました。スタッフの方全員が自ら自分の仕事を見つけ動いている姿を見て私も見習いたいと思いました。お店の前で利用者の方に質問した際に、利用者の方たちと主催者側にたくさんの繋がりがあることがわかりました。